さてさて、遅くなりましたが、お待ちかねの採集報告です。僕の・・・・いえいえ、
宮崎県から久々のwild okuwa様より採集報告をいただきました。採集シーズンもいよいよ後半戦です。
これからの時期、生き残って採集しているのは強者です。まさに森を知り尽くしてるからこそです。逆に採集結果が極端に落ちた方は、まだまだ精進が必要ですね。
ちなみに9月まではどの種でも採集出来ます。多少は少なくなりますが、ヒラタやオオクワのような樹洞に固執するタイプはほんとに越冬する時期くらいまでウロにいますので諦めずに採集に行くといいこともあったりしますよ~・・・では、僕の前フリもここまでにどうぞ↓
<ここから>
8月に入り、
ポイントはカブトばかりで、樹液酒場は、にぎやかです。大型のクワガタは、少ないですね。
私は、樹液酒場をしばらく観察するのが好きでして、写真を撮って、何も採らずに帰ることが多いです。樹液酒場では、虫たちのドラマが展開します。
洞をめぐって、ヒラタ同士が喧嘩すると大抵の場合、どちらかが逃げたり、小傷ですみますが、まれに、真っ二つにされたり、致命傷を負わされます。
先日のこと、1本のクヌギの大木(直径1mはある超大木)の樹液酒場は静まりかえっていました。周りの木の酒場はにぎやかなのに、その木だけは、虫がおらず、雰囲気が違っていました。4mくらいのところに洞があり、樹液があふれていました。
しばらく眺めていると、
大きなヒラタが木の裏から姿を現し、ゆっくりとその洞に入っていきました。脚立をかけて採ろうか迷いましたが、しばらく観察することにしました。しばらく経って、そのヒラタがあわてて出てきて、落ちてきました。
その場面を逃さずキャッチすると、羽に大きな穴があき、ズタズタにされていました。 あわてて、脚立をかけ、洞をのぞきました。するとずいぶん奥に、おおきな顎が見えました。50cmピンセットを突っ込みましたが、届かないので、あきらめましたが、
68upのヒラタをズタズタにするとは、おそらく超大型のヒラタか、オオクワだと思っています(願いも入っていますが)。
後日何度か通い、その洞をみますが、顎はみえません。どこかに移動したのでしょう。その代わり、カンブンやカブトがうじゃうじゃ集まるようになりました。
このようなドラマがあるので、採集はやめられないですね。(おまけ)
散歩道様は、ノコ好きのようなので、大型ノコを1匹。
暴れてうまく計れませんでしたが、(顎が離れていますが)無理に伸ばして(笑)、
73upです。このノコもカブトを1匹切っていました。
※メール本文をほとんどそのまま引用しております。
wild okuwa様、改めて採集報告ありがとうございました。流石ですね・・・宮崎の自然もあると思いますが、
知り尽くしてないとこういったドラマも起きません。脱帽ですよ。また、ヒラタの68mmをズタズタにするなんて、いったいどんなの・・・夢は尽きませんね。
そして、
73mmUPのノコギリ。離島とかではなく、同じ九州だから、もうスゲーとしかいいようがない。ただ、やはり森を知ってれば、、あたり前のなせる結果でしょう・・・僕はそう思います。
やはり、ウロのある大木を探すオオクワや大型ヒラタに比べると、ノコギリやミヤマは、灯火や林など、探すのにわかりやすい。
wild okuwa様のような熟練者からみると、そういった点で出会う機会も多くなるのではないかと思う・・・ 僕にはまだまだですね。
残りシーズンはとりあえず、ミヤマのいいサイズも採ったので、ヒラタ70UP、そしてオオクワにシフトしていこうかと思います。
この採集報告が、いい刺激になりました! 見ている皆さんも、是非、参考にこんなおおきな木でウロがある場所をお探しください。きっと夢が待ってます・・・
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