お待たせしました、久々のクワネタ! いや、採集記事。 でも、このブログを読んでる方ならわかると思うけど、
僕はOFFシーズンです。
では誰が?? この部分はグレーゾーン♪ ですが、超が付くような、
採集達人・・いや匠の域という方から、いただきました記事ですので、採集のスキルUP間違いなしですよ~。
しかもね、この時期はもちろんだけど、
材割が苦手な方にもオススメです。 ここで僕が説明するよりも、読んでしかり。ではどうぞ↓
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倒木ひっくり返して大ヒット!・・・・・・・・・・・・・・・・
どの天然オオクワガタ産地でも、今は、5月のGW以降の天候を思慮しながら、早期羽化個体、温暖産地などを考えて、
野外採取シーズンを待って、戦術を構築されている諸兄が多くおられると思います。
ごく一部、有名昆虫雑誌に毎回投稿、採録のある阿古谷の越冬虫の深い、大きな、また
複雑な洞からの困難な採取が目を惹く部分もあります。 それには、
産地に通い、相当回数、また、高い樹の洞での、極めて採取「嗅覚」と「腕前」が必要な「わざ」であると思います。越冬虫の洞からの採取、これも醍醐味もあり、否定するものではありません。
他方、
私の25年以上の居住地から日帰りで採取に行ける多くの産地での「秋冬~春」までのテクニックをご参考までに披見いたします。
これまで、
「炭焼きの方の里での採取」、「しいたけ栽培林での採取」などをお伝えしましたが、今回は、冬の採取の王道=材割でもなく、洞をファイバーで丹念に探査、木登り、の繰り返しでない手法です。
どのオオクワガタの産地でも、単独樹が山裾、田、畑の中にシンボルツリーとしてある場合と、その付近や天然オオクワ採取実績の小規模以上の林、あるいは、単独林、さらに、広大な林、里山の場合、今回のテクニックは、どの産地でも一考、実践の価値があると思いますので、ご紹介します。
材割は、確かに「きれいな」個体が入手できます。しかし、他方、産地によっては、行い難い産地、場荒れの酷い産地では、「やろうと思ってもやれない」ジレンマや制約があります。全国どこでも同じです。
材割の場合、確実に成虫、幼虫が採取できる一方、リスクも相当といえると思います。そこで、当ブログをお読みの賢兄諸氏に、表題の採取方法をお伝えします。!
ある程度の面積の採取林でしたら、
立ち木ばかりでなく、大小の倒木、部分的な風倒木、などが必ずあります。しかも、特に2次発生の成虫は、全てが、上記のような
越冬可能な「条件の良い洞」に入れる個体は、逆に少ないと私論ですが、長い採取歴でそう実感しています。
倒木、台風などで、枯れた部分が地面に落ち、あるいは、落ち葉をかぶったり、一見、見過ごすような場合も多々あります。しかし、
秋に羽化して「行き場のなくなった成虫」、「本来は立ち木の部分枯れに産卵されていた個体」が、上記の自然現象で、倒木となり、場合によって、湿気の多い、見過ごして当然の木、樹もあります。
しかし。「
その倒木をひっくり返す」ことも、あながち、捨てたものではないですよ。
画像のとおり、
相当ボロボロな樹の一部でも、しっかり、成虫がGETできることも、ある程度以上の確率で、経験しています。
倒木の材割、と言ってしまえば、その表現もあたりますが、倒木を丁寧に崩しながら、「感動の出会い」は必ず廻ってくると確信します。「どうせこの倒木は、湿っているから、オオクワは関係なし」と思われず、大小、様々ですが、高い場所の部分枯れの材割、複雑な洞=「上に目が行き勝ち」ですが、
「灯台元暗し」に、原点に帰る意味で、産地や御自身の採取経験地で、お試しください。 労力や体力をそれ程要しない、ある意味、「美味しい採取法」でもあります。
クヌギ、アベマキ、コナラ、山桜など、皆様のフィールドで「ひっくり返して」見て下さい。
「どうせ、凍死しているさ」と思われるかもしてませんが、極端に言えば、地面に一部が露出している枯死樹でも、その複雑な樹根からも採取できますが、「改めて、せっかく産地に行かれるのなら、明日からひっくり返してください。」
既に実行の諸兄がおられましたら、僭越、御容赦ください。
※メールをそのまま引用しております。
※過去の記事も夏の参考に是非ご覧ください。
いかがでしたでしょうか? このような
素晴らしい記事を誠にありがとうございます。 僕も含めて多くの方が目からウロコですよ、きっと。 まさか、落ちてる木から? でも、よくよく考えると、居てもおかしくない環境は多々考えられます。特にオオクワガタにこだわらなかったら、
都心の公園みたいな場所なら尚更??また、しいたけ林のような場所なら?? ここまで、言うと楽しみがなくなるかな・・・
この続きは、皆さんの手で!! 是非、この記事を参考にみたいな採集報告もお待ちしております。
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