ジャンヒラコンテストも最初の中間発表まであと1日。最初の順位、楽しみですね・・・とその前に、まだ肝心な僕が採ってない(苦笑)今回もそういうサイズ狙いで越冬をと思い、近年行かなくなった場所や、年に1回行けばいいかなっていう感じのほぼほぼ捨てたような場所へ足を運んでみました。ほぼほぼ捨てるってのは、まあ今メインとしてるような場所からすれば、もう終わったような場所や人が結構来てるなって感じがする場所とか、ルートが組みにくいとか、洞や景色に飽きたりね(笑)。
捨てる基準は色々あるけど、わかりやすいのは3回くらい行ってジャンヒラ採れないなら2軍行き。それが翌年も続けばもう捨てかな。毎年毎年、しかも何回も通って、たまには大きいのは採れるかもしれないけど、たとえ採れたとしても効率はめちゃめちゃ悪い。一日にそんな場所を何度も行くより、確実に採れるなって場所を回る方が効率もいいし、現に一日そうやって回れば、1回~2回はジャンヒラのチャンスがある。
去年かなwild okuwaさんと話してた時に、「ダメなとこってすぐわかりますよね~」って。こればっかりはセンスと思うけど、二人とも同じ感覚。行ったときに、これないな・・・って感覚は今でも大事にしてる。これも効率あげるポイントかな。
前フリが長くなったけど、21時すぎくらいに出発して東へ。10年ぶりくらいの場所。木があるのかすら定かでなかったけど・・・
ありました(笑)早速、小さいヒラタさんも。下の穴にも50㎜くらいのがお住まい。ただクヌギはこんな感じで、結構、海に近いんだけど、もうちょっとの木が多かった。ほんとは昔、70㎜UPを採ったタブの木に行きたかったんだけど・・・結局、近くまで来てるんだけど、位置がわからず・・・最悪。あのタブを見に来たのに~って。いずれ昼に下見ですね。クヌギは10本くらい見たけどイマイチだったので、捨てることに。
ちょっと車で走らないといけないけど、カシワ・コナラにシフトして移動。最初のコナラの場所は見事に宅地になってて、また移動。次のコナラは並木みたいになってる場所で、比較的、樹液も出ており、ノコギリがちらほら居ました。大きいのは60㎜ちょいってとこ・・・大きくないんで見ただけ。コナラは自然樹で北部九州は比較的多いけど、樹液を出す洞があるのは、やっぱ少ない。クヌギみたいに、高確率で樹液を出さない分、立地が大きく左右するかな。農道とか道路沿い、山の入り口とか比較的、目立つコナラをチェックするといいと思います。それからちょっと移動した、ポツンとあるカシワ老木。洞が結構あるし、コクワとヒラタ、ノコギリとムシッケ十分。この木では越冬の65㎜と60㎜UPをGET。越冬はサイズだけみてリリース。かなり期待したんですが、なかなか越冬のジャンヒラは居ない。ただ新成虫も多くいたんで、またそっからちょっと離れてるけど、カシワを求めて移動。大きなカシワが2本並んでんだけど、どっちも洞があって・・・結構いい思いした場所。ほんとこの辺はここしかしらないので、来たのは5年ぶりくらい。木があってよかった。手前の木は、コクワくらいしか居なくて、洞も枯れ枯れ。奥側の木は早速、下の洞周りにノコギリ2匹居て、上の方の枝にもノコギリがペアで。下の洞には55㎜くらいのヒラタがお住まいで、4mくらいのところに大きな洞があるんだけど、下の洞見てる時、メスが出たり入ったり・・・怪しい??下のサイズから上は60㎜はあるだろうと、車に梯子取りにって戻ると、今度はメスが2匹居る・・・ますます怪しい(笑)カシワの木は洞が深い場合が多いんで、最初が肝心と思い。梯子をそ~っと掛けて、タバコ休憩。ゆっくり待って、赤ライトでじわ~って覗くと、あわてて逃げるオス!!デカイ~。やばい方向に先にMONSTER TYPEを突っ込んで、あとはTYPE2改のほうで・・・なかなか踏ん張りますが、奥には戻れないんで、ひっかき棒でコチョコチョ。ある程度、自発的に出てきたとこで顎を掴んでご用心。
サイズは・・・今季最初のジャンヒラで~す!!70㎜はないけどね・・・採ったときは、今年最初なんで、いったやろ・・・なんて思ってました。しかもこれ新成虫。ノコギリ居るくらいだから、地域的にも樹種的にも出てくるのも早いんだろうね。これを最後に悪あがきなしで4時過ぎには帰宅しました。
基本的には採集まっさかりまだ早い感じですが、クヌギを捨てて、コナラ・カシワにシフトしたのが吉。来年のシーズン序盤を考えて、もう少しクヌギ以外をメインに今季中に捜しとかないといけないな~。では少し寝ます。おやすみなさい・・・zzz