久々の採集記事UP!! と言っても、ちょいちょい行ってますが他に書くことがありすぎてブログにしてないだけ~・・・採集ペース自体は少し落ちてますがね。そうそう釣りもこの前、採集した後に・・・アコウ、タカバ、シーバス、マゴチ、チヌ、チャリコ・・・色々ルアーで五目みたいな。(笑)
ただやっぱり採集のモチベーションとは違って飽きちゃうからもたない。半日いや2時間くらいが限界。思った通りに釣れる=飽きるですね!採集はこうは思い通りにいかないからね。。
だから、あと賞味1か月もしないうちに採集が終わるとなると切なくなります。ここ最近、今回も含めた感じから言えば、
北部九州でまともにジャンヒラ狙って採集出来るのは9月中旬くらいまでかな。今年は樹液がしっかり出るのも遅かったけど、枯れるのも早いね。だから皆さん、あと少しですから、心残りがないように採集を楽しんでください!!
さてジャンヒラコンテスト最終日、8月最後の悪あがき採集に行ってきました。たぶん同じように行ってる方も??? この時期と言うか、
8月入ってからの後半戦のジャンヒラの狙い方は間違いなく行ってない、誰も来ない、採れないような場所を狙うってのがセオリー♪前の記事に書いたけど、何度か行ったポイントに足しげく通うのは無駄なんです。理由はもう発生して飛来するような時期じゃないから。誰かに採られれば基本的に終わり。
もう一つのポイントとしては徐々に樹液も枯れてくるから、例えば林のように何本も採集木があるなら、樹液が出てる木に集約するし、高い洞が枯れれば、下の洞に、そういったチャンスも生まれる。ただ必然的に誰も採ってないような場所以外は、こういった自然の移動がない、もしくは感じられないから、中々、人が寄り付かない、行きたくないような場所が正解です。
こういったのを念頭にまずはどのくらい行きにくい場所がいいのか??こっから今回は始めました。最初のポイントは林。洞のある木も3本かな?あるけど、どんな感じかと・・・正直、蜘蛛の巣だらけだけど、やっぱ踏み痕がしっかり洞の木まで。途中、ちょっと触った木からボタボタ落ちてきたのは↓
二次発生のノコギリでした~!!大体今の時期から北部九州はそんな標高が高くないエリアなら、ノコギリが2回目の発生をします。シーズン初期の発生とは違って、サイズは小さいのが多いけど、数は多くなります。もちろん、コクワガタもこれからですかね。
至る所の樹液のノコギリが!!カブトムシはこの林で見たのは2匹・・・ノコギリは15匹くらい、圧倒的にノコギリばっかでした。肝心な洞は、小さいのばっか。完全にやられた後の採集場所って感じ。
軽い藪、歩く距離ではダメと言うのがわかったので、こっから先は、もう絶対誰も来ないような場所しかないです。(笑)
続いてのポイントは小さい山?森?って感じかな。台場クヌギがいくつもあるんだけんど、普通に藪を越えて、森を歩くって場所。森の中の方は正直暗すぎて、日当たりも良くないから、狙うのは端っこ。北側の斜面と南側の斜面。この両極端を狙って森の中をウロウロ。ほんと今年初めて来たから、木の位置が???もちろんクヌギはいくつもあるけど、樹液が出て、洞があるのが・・・全部、似たり寄ったりでわかりにくく、ちょっと探しました。最初は北側の斜面から見たのですが、こっちは樹液が枯れ気味でコクワパラダイス。そんでもって、また森の中を南下して、反対の斜面へ。こっちは日当たりも条件もいいのか、いくつもの木から樹液が。ただ、やたらスズメバチがどの樹液の木にも1匹~2匹残ってる。ほんと邪魔です。とりあえずお目当ての木にたどり着くと、
早速、幹ばいしてるヒラタが2匹・・・チャンス到来?? たしか裏側に洞が・・・
当り~♪ テスト中のひっかき棒用赤色ライトで照らしてるんですが、正直、このヒラタまったく気づいてないです。(笑)
この上に入られるとやっかいなんで、上にひっかき棒を入れて撮影しました。
サイズの方は60くらいかな♪ この時期なら・・って言いそうですが、ぜんぜんですね。(ひっかき棒 Monster Type Wood プロト)
でね、何となくだけど、幹を這ってたヒラタといい、この裏側のサイズといい、こんなもん??って思って色々その木を見てると、やっぱ洞が上にあった!!た~だ気づいた時は手遅れ。覗いた時には足が見えたくらいで、洞が深すぎでした。サイズはわかんないけど、この採ったサイズよりは大きそうかな・・・残念。そっからもうちょっと先にも樹液がダラダラの木があって、
裏側が怪しかったんですが、スズメバチが起きちゃって、もう大変!! 巣が近くにあったのかもしれないけど、結構、何匹もブンブン来ちゃったからあえなく撤退。流石に明るい時間なら刺されてただろうね。
それでもって移動。次も今年初めて行く場所。梯子を担いで藪コキです。誰も来てない感じで、
しかも4mくらいの高さにある洞からダラ~って垂れる樹液が!!この樹液が枯れてくる時期にこんなん見ちゃうと期待感あって興奮しますね。これもテスト中のひっかき棒用赤色ライトでまず様子を見ると、カブトムシと喧嘩してるヒラタが・・・ダッシュで梯子の準備。そして登る、カブトムシがびっくりして落ちる、ヒラタも洞に。
で~も採っちゃうもんね~!あと少し遅かったら、だいぶアウトな深さに洞がバージョンアップしてたのでやばかったです。やっぱこういう時は正直安全確認二の次です。(皆さんは真似しないで)
サイズの方は・・・65くらいかな。(ひっかき棒 Monster Type Wood プロト)実際、下から見るともうちょっとありそうでしたが、う~ん。やっぱこの時期のジャンヒラ、いや優勝サイズ狙いは難しい。
お次は、そんな歩かないでいいけど、滅茶滅茶木登りするって場所。もちろん今季初ですね。梯子を掛けてまず最初の枝に登って、慎重にそ~っと気づかれないように。
途中、スズメバチがスッゲー邪魔な位置に居たんで、デコピン!あとは登る登る。高さは10mくらいかな。見晴らし最高です。とりあえず着いたらいったん休憩。洞じゃなくて、大きな捲れなんで、絶対に居たら採れるって場所だからね。高すぎて誰も来ないし、この捲れ非常に下からは見えずらいから。そんでもって捲れの中を覗くと~居た~!!
落としたらまず絶対に拾える高さじゃないのでそこは慎重に。そしてゲット~♪ 流石にカメラ撮る余裕のない体勢だから、画像はないですが
ジャンヒラいったか~って感じのサイズでした♪お次は森の中を歩いて行く場所。斜面にあるんだけど、ここもいい感じに樹液が出て
赤色ライトで照らすとメスも3匹居る・・・期待出来ると思ったんですが洞に居たのは60UPってサイズでした。残念。そんでもって移動。次は洞が深いんで、初動肝心と思い気を引き締めてたんですが、僕が思った方の洞は60くらい・・・あれ~??って思って
上の洞を見上げるとデカイ!! しかもひっかき棒用の赤色ライトで照らしてるからまったく気づいてないんです。でね、慌てて梯子を取りに戻って、いざ勝負!流石に梯子を掛けた振動で見えなくなったけど、じっと待ってると、またゆっくりアゴが・・・速攻後ろを抑え、あとはジリジリ強引に引きずり出してく・・・結果は↓
デカイ!また70いったんじゃない???ギリギリあるかないか??帰ってからのお楽しみがと結構満足してしまった(笑)(
ひっかき棒 Expedition Model Htypeプロト)
正直、この時期だからね、結構十分。まあ後はもう1匹くらい採って帰ろうくらいで泣きのもう一か所。洞は高所でここも梯子掛け。
洞の中には60UPってとこ。とりあえず採って、そのちょっと下も樹液ダラダラだったんで見てみると、何やら見慣れない虫が??まさかここでこれが??
ネブト発見~♪ と言うかこんなとこで採れると思わなかった。
思わず60UPのヒラタさんをポイって(笑)ネブトってもうちょっと北部九州では内陸とか絶海の離島とかってイメージだったけど、こんなカブトムシまで居るような木に。しかも4mくらいの高さなんだけどね。♀も居て、気になって降りて下のジュクジュク樹液もみるとそこにも。もしかしたら涼しくなる時期かシーズン初期の暑くなる前とかはこのポイントには普通に居るのかもしれない。この大きい方だけ採ってお土産に。
結果は・・・左からヒラタ61㎜・ヒラタ66㎜・ネブト24㎜・ヒラタ64.5㎜・ヒラタ69.1㎜でした~♪惜しい~70UPならず~。と言うかこんなサイズがこの時期に出るだけでも十分ですね、
やっぱり人が来ない場所、歩く、藪をこく、木に登る、このセオリーはこの時期、絶対です。ちなみに今回使ったのは、
ひっかき棒 Monster Type Wood と ひっかき棒 Expedition Model Htypeのどちらもプロトです。ライトはUV赤色レンズ仕様に改造したテスト中のものです。と言うことで悪あがきは終了ですが、皆さんも残りのシーズン真似して、未知のエリアにトライしてみてください。きっと結果はおのずとついてきます。まだまだ行ってない場所も僕もあるんで残りのシーズンを楽しみたいと思います。たまにはオオクワガタでも次は狙ってみようかな??お楽しみに。