真夏の樹液採集！アベマキの巨木群へ

ジャンヒラコンテストの終了まで一か月を切りました。皆さん頑張ってますか？？
そんな僕も新規開拓場所を巡りながら残りのシーズンを楽しんでます♪　今回向かったのは昨年かな？yosukeさんとの開拓でたまたま見つけたアベマキの森、山へ、今年になって初トライしてきました。
アベマキってピンとあんまきませんよね。場所によってはオオクワガタが狙える木だったり、こっちで言えばクヌギの変わりになってる地域あるような樹液を出す樹木です。　遠目で見るとクヌギにそっくりで、葉の裏が白いので、すぐに見分けがつきます。また、平地では比較的、高くまっすぐ伸びる場合がありますので、クヌギとのシルエットの違いで案外見分けもつきます。標高が上がると生育が遅くなるのか、枝が横に広がる気がします。
yosukeさんと食事して、いつも通りの時間にスタート。道がうる覚えと、あんま直線的に行けないので現地まで1時間半くらいかな。基本的には採集圧はない場所。ただ、車からかなり歩く・・・山というか、森というか・・・　
ちょっと前からyosukeさん専用ナビを新たに設置して、ナビ２台掛けで、かなりの縮尺まで地図を見れるのと、今回から高度・緯度・経度までわかるように。最近のナビ、スゴクナイ？？　そんでもってこのアベマキの群生林は標高230m。基本、高くても100m以下で普段は採集することが多いので、ここはちょっと高いけど、時期的にカブトムシが平野部は多くなるんでちょーどいいかな？って行ってみた。
あとは夜の森で蛾を探しつつ、洞を～・・・って歩くこと2時間？3時間？
にじみ出るような樹液はあっても、洞は枯れてたり、捲れもしょぼかったり。二人で「水～」って言いながら頑張って最後の方でやっと↓

大人二人でも手の回らないようなアベマキを50本以上見たけど、結果は画像の捲れともう一本普通の樹液で虫をみたくらい。ノコギリはちょいちょい居たりするんだけど、この4mくらいにある捲れくらいかな。この画像の捲れには水牛と60㎜UPのヒラタがお住まいでした。ここまで来てこのサイズ・・・もちろん眺めて終わり。巨木のアベマキをいくつも見て、観察したくらい（苦笑）
基本的に、いい採集場所になると思って期待して行っても、大体こんなものです。それくらい無駄ばっかりの上に結果は成り立ってるので、皆さんも自分だけじゃないと思って下さい。かと行って、採れるところばっかり行ってもダメ。いつかはいいポイントも終わりが来ます。そうなった時に、こういう無駄の積み重ねの中に新しいポイントが生まれますので、少なからずオオクワやジャンヒラを僕が採ってるような北部九州で探すなら続けてください。
それからyosukeさんとナビの打ち込み。僕の記憶にあるような場所なんかを寄っては判別して、登録、消去の繰り返し。これは今日の採集はまったく意味ないけど、来年、再来年のルート選択のためですかね。ほとんどの人が今日の結果をすぐに求めようとするけど、僕はワンシーズンで調整してます。どこに何回行くとか、どのポイントはどんだけ休めるとか・・・。
採集の話に戻るけど徐々に帰りながら標高を上げて行くと、カブトムシから始まり、ノコギリ、そして↓

ミヤマクワガタ！！流石に時期的に大型ばっかりというより小さいの混じりですが、今回もお約束の70㎜UPをゲット～。夜の樹液なんで、サイズは出やすいですね。ミヤマクワガタの75㎜UPは北部九州では難しいですが、70㎜なら大体行けば採れるので、お子さんとの採集にはお勧めです。大きいミヤマは標高を上げるのが一番手っ取り早いですが、サイズを問わなければ意外と海沿いでも居ますし、平野部や盆地でも居たりします。
まあそんな感じでジャンヒラを期待してる方には見応えはない記事でしたがお盆までには真夏のジャンヒラ採集でもUPしたいと思ってます。採れれば・・・ですがね。今回ちょっとアベマキの巨木でオオクワ？？って期待もあったんですが、やっぱ居ないね・・・居るかもしれないけど、真夏は厳しい。今年はまだオオクワ採ってないんで、一匹くらいみたいんですが、そう楽に採らせてもらえそうにないです。前半戦にかなりジャンヒラ狙いに徹しすぎました。とほほ

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