ひっかき棒オプションパーツ第1弾いよいよ発売です!正直、色んなライトを買っては改造して・・・しまいには残骸にの繰り返し。ただ「これ便利」とか、「これ使える!」って思えるまでは出したくないので時間とコストばっか掛かってます。そんな前フリですが、
待望の第1弾はテストを繰り返して合格レベルに達したRED LED(赤色ライト)! です。
特に最近はスズメバチが多いでしょ? 実はコレ、夜間での採集の際、試してほしいけど奴らほとんど見えてない。だから近距離でも照らすだけならほぼ動かないので、意外と僕は気にせず洞や捲れを確認してます。(くれぐれも無理はしないでください。)
それくらい昆虫採集用に、超近距離戦に特化したアイテムって事です!!☆ひっかき棒専用 RED LED(赤色ライト)☆くわがた散歩道商店 「ひっかき棒専用 RED LED(赤色ライト)」 2,500円(税込み:2,700円)(全国送料200円 ※定形外郵便)
※お問い合わせ・ご注文はコメント欄にメールアドレスと注文個数お伝え下さい。(非公開コメント機能をお使いください。)
アイテムの説明に入る前に、
皆さんライトって使う用途で明るさを変えてます?実は大事なことで、例えばうんと高い洞や枝先にいるようなクワガタを探すなら、明るいライトがいい。=ルーメン数が高いもの。
例えば10mくらいの高さで、クワガタくらいの大きさをしっかりみたいなら500ルーメンくらいは最低欲しい。逆に近くなればなるほど、高いルーメン数は見え辛くなるから落とす必要がある。
だからハンドライトは高いルーメン数、ヘッドライトはその中間くらいのものって言うのがベスト!あとね、機能とかでルーメン数を変えるってあるけど、実際僕が採集してて、そんなことするかって言われればしない。めんどくさいし、採るのが絶対条件で、クワガタ見つけたり、居そうな所を、そんなポチポチやる時間が無駄な気がする。だから通常はヘッドライトのみ、高いとこで気になるならハンドライト、そんな感じかな。
それでもって今回のアイテム
「ひっかき棒専用 RED LED(赤色ライト)」は、
そんなひっかき棒を持った距離、洞や捲れ、木を目の前にした時に特化した明るさです。もちろん「ひっかき棒 WILD OKUWA MODEL」に付いてるノーマルライトもこの距離が前提。0㎝~50㎝くらいをベストに遠くても1mくらいまでをコンセプトに考えてます。
ノーマルライトとの違う点は、赤色ライトだってこと!また、
どうしても赤色は人間の目にも見えにくいのでよりノーマルライトより明るくなってます。
実際、どのくらい「赤」が効果的なのかこれにだいぶ時間を掛け、高いルーメン数の物も購入したり、赤に改造して試しましたが、普段採集する一番遠い距離、例えば10メートルくらいだとしたら300ルーメンを超えるとほぼ無意味です。「赤」でもクワガタは気づきます。5m以内なら150ルーメンを超えると無意味になります。3mくらいなら100ルーメンくらいが限界ラインです。これより近くなれば必然的にルーメン数は低くしないといけません。このルーメンだけで表示するのは間違ってるのかもしれませんが、色んなのを試したおおよそのクワガタに対しては目安となる数字だと思います。
虫の目と、人間の目はまったく違うとらえ方をしてるのと、人間には見ることが出来ない光や熱?を感じれるからだと僕は思ってます。「昆虫採集用」とかで書いてるレンズ、ライトも購入しましたが、実際、上記の距離も変わらず、普通に赤に改造したものと同じでした。(メーカーさん、送ってくれればテストしますよ?)
それと普段も夜の採集が多いですが、夜間にこうして色んな距離を試していくと虫って目が悪いってのと、うすうす気づいていたけどその中でもクワガタは悪い方だってのは間違いなかった。樹液に夜いる虫で一番、目がいいのは蛾でしたね。
そんなのがわかったあとは、白色と赤色での行動の違いの観察。この結果、
たぶんクワガタは白黒の明暗しか見えてないのと、それ以外の光を感じ取ってる。明暗に関しては、明るいライトでクワガタを照らした時、ビックリしたように動き回る時ってあるでしょ?あれたぶん、目つぶしみたいに、いきなり眩しくて驚いてるだと思うんですよ。逆に赤色で上記の距離を目安にした範囲なら、ほぼ気づかないか、警戒する程度。
だからひっかき棒に付ける距離分で明るさを調整すれば「赤」が有効ってわけ。あとね、蛾が目がいいってのも着目したの。蛾はたぶん紫外線を特に遠くから見つけれるのだと思う、いかにLEDライトは紫外線量が少ないと言われてても、ルーメン数が高くなれば少なからず比例する。もちろんそれ以外の光線もあるのだろうけれど、
紫外線を極力カットすることで、蛾の反応がすごく変わった。同じようにクワガタにも有効で、前文で表記した距離以上の効果を発揮しました。ただ、これは赤とオレンジに関してだけで、緑は微妙(人間がより見えにくい)、白色だと明暗がわかるためかほとんど意味がなかった。
ここまで読むとだいぶテストしてるって理解いただけたかと思います。中途半端な物は出せないということで・・・
◆UVカット赤色レンズ仕様◆画像の説明にもありますが、
まったく気づかれずにひっかき棒入れれるってすっごく有利でしょ!!もちろん先に周りに当たったり、何かしらの振動を伝えちゃったら意味ないけど、
慎重にゆっくりでも出来るから、余裕持って採集してください。
超近距離に合わせた明るさ(ルーメン数)に見えにくい赤色、そしてUVカット2層、かなり拘った仕上げです。実際50㎝くらい、いやもっと近くでクワガタをじっくり見ても大丈夫です。(息を吹きかけたら気づくよ~(笑))ここまで書いちゃうと、
今後は「ひっかき棒」と同じように「赤色+UVカット」がド定番になりそうだね。正直、一番難しかったのはUV加工とレンズ。あとの取り付け部分とかはすんなりだったんですけど・・・これに時間が一番掛かったのは言うまでもないです。
※ライトのON/OFFは、ライトのヘッド(ステッカーが貼ってない部分)を回すと切り替わります。◆ひっかき棒専用 RED LED(赤色ライト)への交換方法◆画像を参考に、ノーマルライトをライトステーから外します。フレキシブルライトの付け根のナット(ネジ)緩めることで外れます。今度は逆の手順でRED LEDを差し込み締めこみます。
付属のレンチが付いておりますので、それをご使用ください。最後にナット側もラジオペンチなどで微調整するとしっかり固定出来ます。
※ライトステー部分で位置などお好みで調整してください。
※付属のレンチは、キーホルダーになってますので、ライトステー用のレンチとまとめて採集バックなどに収納してお使いください。