樹液、洞採集の必需品と言えば
「ひっかき棒」!今では「くわがた散歩道」で検索されるより、「ひっかき棒」で検索される方が多くなってます。因みに僕が作ったひっかき棒が発売される前は、掻き出し棒とか言うのが一般的。
それから8年、掻き出し棒と言う、言われるのはごく少数、ひっかき棒が当たり前の呼び名となってますね。いかに多くの方が使ってるもしくは、検索されてる証拠かな。樹液採集の強みは数・サイズともに最大を狙えるってこと。もっと言えば、オオクワガタ・ヒラタクワガタ・コクワガタ・ネブト・スジクワ・チョウセンヒラタなどの大型、ギネスサイズを採るなら「洞」(ウロ)と「捲れ」(メクレ)の攻略が鍵!樹液採集でもっとも難しく最強であり、醍醐味のある採集方法ではないでしょうか。そんな
クワガタを採るためにピッタリの採集道具が「ひっかき棒」です。
ひっかき棒の歴史、掻き出し棒の歴史を簡単に振り返ると下記のような感じです。第一世代 → 「ハリガネ」単体・・自転車のスポークなど代表される古典的なアイテム。現世代では化石レベル※硬いもしくは柔いの両極端で、支点や力の掛具合は全て手加減になり持ち手もないので非常に使いにくい。30年以上前からある。現代ではグリップが付くのが当たり前になったが、ひっかき棒発売以降、この手のハリガネだけの掻き出し棒を販売してるのは見られなくなった。
第二世代 → グリップ付きのひっかき棒・・初代ひっかき棒がこのタイプ。グリップが付くことで操作感が格段に向上。現世代では自作で楽しむ人も多いタイプ。※硬いもしくは柔いの素材次第で、支点や力の掛具合は全て先端もしくはグリップ付け根の両極端となり、手の持ち方や力加減次第で使いにくい。簡単に作れるため、オリジナルで作る人も多いのがこのタイプ。第三世代での使用感に圧倒的な差があり、当店では初期モデル以外作ってはいない。売り物としては、正直、今の時代ではダメなレベル。
第三世代 → 二重構造シャフト+グリップ付き・・ひっかき棒に多く使われてきたタイプ。二重構造のシャフトが、素材の組み合わせや長さによって様々な操作感を生み出す。現世代では標準的なタイプ。※素材の組み合わせ次第で、作用点・支点などのシャフトに調子が生まれ、その組み合わせは無数。最初に第三世代を作って試した際に衝撃を受けた操作感、使用感だっため、現ひっかき棒も組み合わせを追求したタイプとなっている。
◆現在発売中の第三世代モデル : はじめてのひっかき棒・はじめてのひっかき棒ブラス・ひっかき棒MINI
第四世代 → 二重構造シャフト+グリップ付き+高照度LED・・二重構造シャフトの操作感にLEDの照明が付いたタイプ。洞や捲れ、夜間採集はもちろん、ハンドライトしても使用可能。採集するために必要なものが一体化した道具としてさらに進化したタイプ。※第三世代の使用感に高照度LEDを組み合わせることで、様々シチュエーションでひっかき棒だけで採集を可能したモデル。
◆現在発売中の第四世代モデル : EXPEDITION改
(3.5世代モデル:はじめてのひっかき棒LED)
第五世代 → 三重構造シャフト+グリップ付き+高照度LED・・三重構造シャフトが「撓り・シャフトの調子・硬さ」を力加減でより細かく変化させる。シャフトの先だけでの繊細な操作がこれによって非常にしやすくなった。正直、手元での力加減が緩和されたことで使い手を選ばない使用感になったタイプ。※3重構造の難しさは太くなる重くなる点だが、この部分を素材の組み合わせ次第で改善することで、作用点・支点などの調子を変化させるシャフトが生まれる。クワガタを意図的にコントロールしやすくなるのがこのモデルの特徴。
◆現在発売中の第五世代モデル : オオクワSP・NEW TYPE-SⅡ
詳しくはそれぞれのひっかき棒紹介ページをご覧なってください。
現在販売中の6機種のタイプ別一覧表を作りましたのでご検討の際、参考にしてくださいませ。
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EXPEDITION改の紹介ページ⇐クリックでリンクページへ
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オオクワSPの紹介ページ⇐クリックでリンクページへ
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はじめてのひっかき棒の紹介ページ⇐クリックでリンクページへ
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はじめてのひっかき棒ブラスの紹介ページ⇐クリックでリンクページへ
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達人好みのひっかき棒MINIの紹介ページ⇐クリックでリンクページへ
※TYPE-SⅡにつきましては、発売時期が確定後に商品ページをUPいたします。採集者の技量や採集場所、頻度などによってひっかき棒を選ぶのはもちろん良いですし、もし使ったことない方は、やはり採りなれる、使い慣れるといった意味でもはじめてのひっかき棒をオススメします。
またYouTubeをご覧いただいてる方も多いと思いますが、
本土ならオオクワSPとTYPE-SⅡの組み合わせ、離島ならEXPEDITION改とTYPE-SⅡを僕は好んで使ってます。ビートルネットコンパクトを多用するなら、TYPE-SⅡをはじめてのひっかき棒ブラスに変えるシーンも多いです。あと達人好みのひっかき棒MINIは常にバックに入ってますね。これはしゃがみこんで見上げて見るようなグリップのふり幅がない低い洞や捲れ、地面が邪魔な時にこれがないと困ります。
捲れは基本的にそこまで気を使わなくてもいいですが、洞は複雑な場合が多いので、硬いタイプと曲げれるタイプ2本を揃えておくのが間違いないですよ。
どのタイプのひっかき棒も、長年培ったノウハウと採集実績から生み出されておりますので、基本的な採りやすさはお墨付きです!!★くわがた散歩道商店入荷情報★新作の「ひっかき棒オオクワSP」&人気の「ビートルネットコンパクト」入荷‼採集人ケース&バックも随時入荷中です‼(オフシーズンのみ製作商品)夏にはすぐに売り切れで買えなくなるんで、オフシーズンにしっかり揃えておこう!
くわがた散歩道商店ネットショップURL:
http://kuwagata3po.com(くわがたさんぽドットコムで憶えてください。)